Blog

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 言うことを聞かせるより、言うことを聞く

言うことを聞かせるより、言うことを聞く

だんだんと涼しくなってきて、もうセーターを着てもいいくらいですね。

今日は図工室でのできごとから。

 
 
子どもが言うことを聞かない、と言う悩みは多々あることですが、
そういう時は、
子どもの言うことを聞く、という方に心構えをもつようにしています。

子どもは自分で真剣に考えられるし、
本来、よりよく生きたいという強い思いがあるはずです。

 
 
先日、私の授業中に、なかなか制作が進まない男の子(5年)がいました。
その子に「おおお、もうそろそろやろうよーー」と言って、制作を促すと、
材料の板がなくなったというのです。

 
そこで図工室のあまり板を渡しましたが、
その後も制作が進みません。

 
 
今度は下書きの紙がなくなったというので、
紙を新たに渡しました。

 
 
 
でも進まなくて、、とうとう授業が終わりに近づいたころ、
「少し残って、休み時間に一緒にやろっか、、、」と言うと
けげんな顔になり、うつむいてしまいました。
 
 
 
「展覧会もあるし、この作品も出すから、すこしやってみよ!」と言うのですが、
何とも言えない顔をしているのです。

 
 
いけない、、、私のアイディア、意見を言うのではない、、、
子どもの話を聞くんだった。。。。

 
 
私は、気持ちを切り替え、
「何があったのか、
どうしたいのか、教えてほしい」と言って、聞きました。

 
しかし、なかなか言葉が出てこないようでした。

やるかやらないかは本人が答えを出した方がいい。

そう思って、

「じゃ、みんなと同じ大きさの作品を作るか、
小さめの作品を作るか
全く作らないか、自分で考えてね」

 
 
彼は彼なりに考える、
本人がしっかり考えて責任をもって。
その姿勢から私は学ぶんだ。

 
 

その心構えでしばらく待ってると、
「みんなと同じ大きさで作ります」と
答えてくれました。
 
 
コメの作品を作りたいとのことで、
おにぎりは一つ切っていたので、
本人と一緒に、パソコンで調べながら、
「今度はお寿司作ろっか、
 茶碗もあるといいね」と言って
糸鋸で何を切るか、考えました。

様子をうかがっていると、何を切ったらいいのか、
わからなくなっていたのと、
見通しがもてなかったのがある感じです。

 
 
次回は制作が進みそうです。

 
 
子どもたちは
ややもすると頼りない存在に見えて、
なんとかやらせないと、と必死になってしまいます。

 
でも、逆です。
子どもが先生であり、
自分は学ぶ存在。

そして、人間は、人にやらされるより、
自分で判断した時、頑張れるものでもあります。

子どもには、本当に本当に心の底に
真剣にやりたい、頑張りたい、良くなりたいといった
人間としての一生懸命な姿勢があります。
私が思ってる以上に。

すぐ忘れてしまいますが、
常に意識したいところです。

 

 

【心を自在に操り、
 自分大好き!子供も大好きに:心の学校キャンパス無料オープン】

★ずっと無料のままでも大丈夫
★登録解除はいつでもできます

💎自動で自分も人も大好き人間に! 子供との関係も絶妙に良くなります!
💎心をスマホのように自在に操れる方法が無料から豊富に学べます。
💎5分、10分でできて、心が楽になり、すぐに行動にうつせるワークがたくさんあります。
💎帯津良一さん、村上和雄さん、稲盛和夫さんも学ばれ、うつ病の寛解率は90%です
💎疲れやすい、しだれ柳体質だった私が、樹齢100年以上の体幹に、小学生のように元気になれたワークです。
無料登録で一冊心の改革本がプレゼント!
お問い合わせは小鳥まで

記事一覧へ戻る

Contact

ご予約・お問い合わせはこちらから