息子さんを暴漢8人に殺されたことがあとからわかり、
気づいたときには、玄関は血だらけだったそうです。
息子さんは、殺されて行方不明になってしまわれたのです。

髙橋さんは現実を全く受け入れられず、わけがわからなくなられました。
そして殺害した犯人に、恨みつらみがどうしても出てきて、

それはそうですよね。。。。。。。。。。。。

一生恨んでも恨み切れないくらいのものだったと思います。

言葉では言い表せないくらい計り知れない、
想像絶する思い、ご苦労があったに違いありません。。　

　
　
しかし、転機が訪れたのです。　
　

骨だけの状態を見て「会えてよかった！うれしい」と言えて本当によかったと思えた。

自ら「こんにちは～」とあいさつをすることができたそうです。

　
犯人の親御さんもきっと、自分と同じ苦しみを抱えているのだろうと思い、
そのように声をかけることができたそうです。　

「大変なのはそちら様のほうですから。。」とお返事されたそうです。

　
　
髙橋さんの心に何が起こったのでしょう。　
当初、髙橋さんが心の学校の佐藤先生に言われたことは


「このままではご先祖様も悲しむことでしょう。息子さんを世界一の親孝行の息子さんにしよう！」
　　
そして「犯人の美点発見（相手のよいところ、美しいと思うことを発見する）ができるといいね」と
　
いうことだったそうです。

美点発見100項目のシート（例）

髙橋さんはなんで、殺人犯の美点を発見しなきゃいけないんだろう、、
「するんだったら、あっちじゃないの！」と最初は思われたそうです。

　
それでも「やってやろう」と思われて
涙、涙、涙で書かれたそうです。

　
　
100個目を書いたとき、
「息子と同じ」と出てきたそうです。

　
ご自身で意識がおかしくなったのでは？？、、と思われて、
そのことを、佐藤先生にご報告されました。

佐藤先生は、そのご報告に対して
髙橋さんが加害者⇔被害者、
殺された人⇔殺した人を超えて、
皆一つなんだという意識に突き抜けられたのだと説明されました。
　
　
最近、加害者の主犯の青年から　
「お母さんから、あなたのことは絶対に見捨てないよと言われ、
泣けてきました、親が自分を愛していたと気づけました。
被害者のお母さんもきっとこういう思いだったんだろうと気づきました。」という
お手紙が高橋さんに届けられたそうです。
　

高橋さんはそれを読み
「あああ！！！、殺した本人も親の愛に気づいてくれたんだ～、うれしい！」と思い、
ご本人に会った時、「お手紙ありがとう。私は幸せだよ。」と言えたそうです。

本当に今、今、世界一の親孝行息子さんになられたんだ、そう思ってやみませんでした。

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世界平和と歌われている方でも、
優秀なコーチでさえも、　

大きな声で、

こういう人のそばにいないほうがいい、自分を守りましょう、
エネルギーの下がる人と一緒にいるのをやめよう、
殺人者はまた別でしょ。

とおっしゃる方もいます。

これは、

本当の意味で世界平和なのでしょうか。

そんなこと言ってる私も、本当にどうでもよいことで、

もっともっと次元を上げ、優れた人格を磨いていきたいものです。

　
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Ⅳ【心を自在に操り、