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体調不良になったら考えること

最近、体の力がなくなり、
フラフラがおさまらないという不調が続いてしまい、耐えられなくなってしまいました。

たまたま知人のヨガの先生と話す機会があり「夏から秋にかけて気温差が激しくなる
それだけでものすごく体は大変なのだ、奴隷のように扱ってはいけないよ」と言われました。
 
それを言われた時、私は体を無視したり軽視したりする傾向があることに気づきました。
この夏と秋の寒暖差で体は疲れるということについて、
大したこともない、くだらないと思っていたのです。

以前は、体を大切にする、愛するという考えを
アレクサンダーテクニークなどから学び、心得ているつもりでした。
学んでいるときは、私は体調がひどく悪くても
仕事ができなくても、体と一緒にいるだけで
呼吸をするだけで至福の気持ちでいっぱいでした。

ところが、健康を手に入れ仕事も自由にできるようになると、
体への感謝を忘れ、
いざ体調が悪くなると、体への不満を感じるようになってしまっていました。

「奴隷のように扱ってはいけない」と言われて
「そうだった、忘れていた!体が一番、一生懸命やっていたのだ」と気づいたとき、
体とともにいることの喜び、幸福感に満たされ
呼吸が深くなっていくのを覚えました。
そして、おなかや胸にに手を当てると、
体中に温かさが伝わっていくのが分かったのでした。

ーー

体の調子が悪い時は
不安がつきまとうものです。
いつまで不調が続くかわからないとなると
さらに不安が増大します。

しかし、そういう時こそ、
体への信頼をもつことが大事だと思い出したできごとでした。
胃や腸や肺、心臓、筋肉・・・これらは常に動き続け、
人間が生きていくためにそなわったもので、
人体は完璧であり、偉大な存在だと何度も教わってきました。
 
いつも一緒だから、体があることが当たり前になり、
体を人形くらいに思って扱っていたら、
自分と体は仲互い状態になり、体の機能が半減します。
不信感を持つ自分と、不信感を持たれてしまった体同士、苦しくなります。

不調なのは、体が何かを我慢しながらも
一生懸命働いてパニックになっているのです。
悲鳴を上げているのです。
それがまぎれもない事実なのです。

何もないのに好きでおかしくなっているのではないのです。

そんな体に「ありがとう。」と言って、
大いなる体とともにいて仲良く一つになるだけで
心配していた心の負担は減り
体は大きく喜び、深呼吸をするに違いありません。
 
そういう考え方をしながら
体に手をゆっくりと当てていると
どんな呼吸を体が求めているのか、
なんの心の癖が不調をもたらしているのか、
わかってくるような体験もしたことがあります。

逆に体への愛情なしに、
体をさすったり、呼吸法を続けたり、
セルフケアをしたりしても
効果はなかなか出ません。

この体を大切にする考えは
私がアレクサンダーテクニークで教わったことでありますが、
心の学校の満月理論でもあります。
 
満月理論とは表面的な結果だけを見て三日月でダメな存在と思うことです。
宇宙には、三日月など存在しません。満月しかありません。
三日月は、満月の見た目が欠けているように見えるだけです。
 
不調をきたしている体は、どうしても満月には見えず、
三日月の欠けた存在にしか見えませんが、
体は一生懸命であり、不調があるというのは、何か不自然な心や癖を
教えてくれているのであり、体も完璧であり、丸く満月でしかないのです。
ーー

ーーー
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